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2017年3月のダイヤ改正で廃止された、JR北海道の秘境駅の姫川駅/東山駅訪問記(アクセス等)!

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JR北海道函館本線の秘境駅の一つの姫川駅が2017年3月のダイヤ改正で廃止されました。

(JR北海道 函館本線 姫川駅)

というわけで、2016年の12月に訪問してきましたが、レンタカーではすんなりと辿り着けませんでした(^^;

JR北海道 函館本線 姫川駅への行き方

姫川駅は、地図上では国道5号線の近くにあるように思えますが、国道からは直接行くことが出来ません。

(GeogleMapより)

この図のように、踏切を渡り、左折して未舗装の道に入り、再び左折するのですが、

(グリーンパーク)

カーナビに従って行ったら、グリーンパークの宿泊施設になってしまい、引き返してよく見ると、

姫川駅には行けませんと表示がありました(^^;

そして更に進むと、

(姫川駅入口案内板)

汽車の形をした姫川駅の案内板のある交差点に出てホッとしながら入っていきます。

暫く行くと、またまた分岐路があり、

(HIMEKAWA STA)

車が通った跡のない細い道に、HIMEKAWA STA.の表示があり、

(JR北海道 函館本線 姫川駅)

漸く姫川駅に辿り着くことが出来ました(^^;

 

 

姫川駅の様子

姫川駅には構内踏切があり、

(姫川駅の構内踏切)

その両側にホームが設けられていますが、駅舎に向かう階段の左側にも

(姫川駅の階段の遺構)

使われていない階段の遺構があり、秘境駅の神秘性を感じました。

 

 

姫川駅に停車する普通列車は上りが6本、下りが5本

今回は他の廃止予定駅も回ったのでレンタカーでしたが、

(函館本線姫川駅時刻表)

普通列車も函館方面行の上りが6本、森・長万部方面の下りが5本あります。

保線作業とキハ283系の回送列車の通過

道に迷いながら到着した時刻が13:30で、運よく上り普通列車も下り普通列車も見ることが出来そうで、またちょうど近くの分岐器付近で保線作業が行われており、

(姫川駅付近の保線作業)

構図を考えながらウロウロしていたら、時刻表にない時刻に踏切が鳴って、

(キハ283系回送列車)

下りの回送列車のキハ283系がやって来て、

タイフォンを鳴らしながら通過していきましたが、姫川駅が廃止されるとホームには入れなくなるので、

(姫川駅とキハ283系)

姫川駅の駅舎を絡めた写真や、

(姫川駅とキハ283系)

姫川駅の駅名標とのコラボも今の内ですよね。

 

 

下り普通列車2841Dと上り普通列車2842D

下り普通列車2841Dの到着

そしてまた、保線作業員さんが線路から離れ、合図をする前を

(下り普通列車2841D)

下り最終列車の1本前の普通列車2841Dが

(下り普通列車)

姫川駅に進入しますが、姫川駅が廃止されると恐らく信号所になると思われますが、

(姫川駅とキハ40)

ホームに入ると不法侵入になりますし、姫川駅の駅名標も撤去されてしまいますので、

(姫川駅駅名標とキハ40)

駅名標や、列車停止板と普通列車との

(列車停止板とキハ40)

このようなコラボを撮影できるのもあとわずかということになりますね(^^;

キハ281系の上り特急スーパー北斗10号の退避

普通列車は4分ほど前に到着し再び踏切が鳴って、

(スーパー北斗10号)

キハ281系の上りの特急スーパー北斗10号が通過していき、

(キハ281系スーパー北斗10号と保線作業)

ポイント通過後は、直ぐに保線作業が再開されていましたが、極寒の地での一刻を争う保線作業には頭が下がりますね。

 

 

下り普通列車2841Dの発車と上り普通列車2842Dの到着

特急スーパー北斗10号が通過すると、信号が変わりすぐに

(下り普通列車2841D)

下り普通列車2841Dは発車して、

(下り普通列車2841Dの後姿)

ディーゼルエンジンの音も消えて、秘境駅らしい静寂が訪れますが、上り列車2842Dもすぐにやってきますので、下りホームに移動しました。

そして上り列車到着までの間、わずかな時間ではありますが、

(姫川駅構内の保線作業)

作業員さんが線路に戻って保線作業が再開されていたのは驚きでした。

そして、

(上り列車2842D)

上り列車2842Dの到着を出迎えますが

(姫川駅構内踏切と遮断機)

姫川駅が廃止されると構内踏切も廃止されますので、こんな写真も撮れなくなりますが、ミラーに写っているのは私ではありません。

尚、ここまでは、EOS-60Dにセットした超望遠レンズSIGMA150-600mmでの撮影で、このあとEOS-7Dに持ち替えてTAMRON18-279mmで撮影します。

(キハ40)

下り貨物列車の退避

上り普通列車2842Dは姫川駅の構内踏切のところで停車するので、

(上り普通列車2842D)

先ほどミラーに写り込んでいたこの左の方は、先ほどの下り普通列車2841Dで来てこの上り普通列車2842Dで戻るという事でしたが、

(姫川駅の上り普通列車)

列車がこの位置で停車してしまい、構内踏切は鳴りっぱなしで、

(姫川駅駅名票とキハ40)

私がこの写真を撮影する間に遮断機をくぐって列車の前からホームに上がって上り普通列車2842Dに乗り込んだので、運転士さんに注意されていましたが、当然やってはいけないことですよね。

でもこの方のお話によると、少し前にここを四季島が通ったとかで、四季島の営業運行はダイヤ改正後ですから、遭遇していたらめっちゃ貴重だったんですけどね(^^;

そして、発車時刻になる前に下り線には、

(下り貨物列車)

RED BEARこと、ディーゼル機関車DF200が牽引する下り貨物列車が、

(RED BEARと保線作業員さん)

保線作業員さんの合図の前を颯爽とやってきて、

(下り貨物列車bySIGMA150-600mm)

豪快に私の前に近づき、同様にSIGMA150-600mmをセットしたEOS-60Dから、TAMRON18-270mmをセットしたEOS-7Dに持ち替えて、

(下り貨物列車byTAMRON18-270mm)

ホームの通過を撮影しましたが、邪道かもしれませんね(^^;

(上り普通列車と下り貨物列車)

でも、恐らくここでの撮影はこの時限りだと思いますので、こういう様々なシーンを撮影できるのも、撮影の醍醐味であると思います。

 

 

上り普通列車2842Dのキハ40と駒ヶ岳

下り貨物列車が通過すると、

(上り普通列車2842Dの姫川駅発車)

上り普通列車2842Dが発車し、

(上り普通列車2842Dのキハ40の後姿)

合図する保線作業員さんの前を通過し、

(上り普通列車2842Dと保線作業)

保線作業がまたまた再開されていましたが、

(姫川駅から見た上り普通列車と駒ヶ岳)

その向こうには駒ヶ岳が良く見える好撮影地で、姫川駅が廃止されてこのホームに入ることは出来なくなりましたね。

 

 

同じく廃止される、函館寄りの隣の東山駅は元は信号所でした

踏切からだいぶ歩く東山駅

姫川駅の函館寄りの東山駅も、3月のダイヤ改正で廃止されますので、こちらも覗いてきました。

東山駅へはカーナビに従って近くの踏切まで行き、

(函館本線東山駅)

そこから線路沿いに柵で囲まれた通路が見えるので入っていくと、少し行ったところに

(函館本線東山駅)

かつては北海道特有の仮乗降場だったのがよくわかる

(函館本線東山駅)

東山駅に到着しましたが、しばらく列車は来ないので、すぐに踏切に引き返しました。

元はスイッチバックの信号所で、横取線の遺構があります

東山駅は元は信号所で、上の写真の線路の左側の丘は元は横取線の築堤で、

(東山駅の横取線の遺構の橋台)

踏切からは遺構の橋台を見ることが出来ますが、

(東山駅の横取線の遺構の橋台)

横取線は道路を超えていたらしいです。

東山駅が廃止されると、仮乗降場であったホームは撤去されて、全く形跡が残りませんが、この築堤と橋台跡が、暫くは東山信号所や東山駅の総菜を後世に伝えてくれることでしょうね。

 

 

長万部寄りの隣の森駅へ

いかめしで有名な森駅は、この廃止されてしまう姫川駅の長万部寄りの隣の駅ですので、こちらへも行ってきました。

3月のダイヤ改正で表示が変わる駅名標

森駅は函館本線と上り線の砂原支線の分岐駅で、

(函館本線森駅)

そこそこの賑わいを見せています。

(函館本線森駅)

ホームに入って跨線橋からは、駒ケ岳と太平洋と列車を絡めて撮影可能で、

(函館本線森駅の普通列車)

ホームに止まっていた普通列車は、同じホームなのに左が函館行、右が長万部行でした。

そして左上の駅名標ですが、

(函館本線森駅の駅名標)

お隣の姫川駅と桂川駅が3月のダイヤ改正で廃止されますので、この光景も実はそれまでで、ダイヤ改正後は姫川駅の上に「駒ケ岳」、桂川駅の上に「石谷」のシールが貼られてしまいます。

森駅のいかめし

以前森駅に行ったときは夜だったので、残念ながら買うことが出来ませんでしたが、今回は昼間の訪問なので、

 

しっかり買うことが出来たものの食べたのは、何と

(函館本線森駅のいかめし)

帰りの北海道新幹線の中になってしまいましたが、

(函館本線森駅のいかめし)

中にはいかめしが3つも入っており、美味しくいただきました。

 

長々とご愛読下さり、ありがとうございました。